格安SIM / 用語集
格安SIM用語集
MNP、APN、eSIM、MVNO。乗り換えの手続きでは、説明なしに出てくる言葉が多い。ここでは格安SIMを選ぶとき・乗り換えるときに出てくる言葉を、4つの場面に分けて短く説明する。上の検索欄に言葉を入れると、該当する項目だけに絞り込める。
一
回線・事業者の言葉
どこの回線を、誰が売っているか
- MNOエムエヌオー/移動体通信事業者
- 自前の基地局と通信設備を持ち、自社で回線を運用している事業者。国内ではドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク・楽天モバイルの4社。
- MVNOエムブイエヌオー/仮想移動体通信事業者
- MNOから回線の一部を借りてサービスを提供する事業者。mineo・IIJmio・HISモバイルなど。借りている帯域に上限があるため、利用者が集中する昼12時台などに速度が落ちやすい。関連:mineoの評判/IIJmioの評判
- サブブランドさぶぶらんど
- MNOが自社回線を使って運営する、価格を抑えたブランド。ワイモバイル(ソフトバンク)とUQモバイル(KDDI)が代表例。店舗での手続きやサポートを受けられる。関連:ワイモバイル858円のからくり/UQモバイルの評判
- オンライン専用ブランドおんらいんせんようぶらんど
- 申し込みとサポートをオンラインに絞ることで料金を下げた、MNOのブランド。ahamo(ドコモ)・povo(KDDI)・LINEMO(ソフトバンク)。回線はMNO本体と同じだが、店舗での相談は基本的にできない。関連:ahamoのポイ活検証/LINEMOの評判
- パートナー回線ぱーとなーかいせん
- 楽天モバイルが、自社の基地局でカバーしきれない場所でauの回線を借りて通信できるようにしている仕組み。どちらにつながるかは場所によって自動で切り替わる。関連:楽天モバイルの評判
- プラチナバンドぷらちなばんど
- 700〜900MHz帯など、比較的低い周波数帯の通称。電波が回り込みやすく、建物の奥や地下、山間部に届きやすい。楽天モバイルは他の3社より後から割り当てを受けたため、エリアの厚みに差が残る場所がある。
- 対応バンドたいおうばんど
- その端末が受信できる周波数帯の一覧。乗り換え先の回線が使う周波数に端末が対応していないと、SIMは入っていてもつながりにくくなる。海外モデルや古い端末で起きやすい。
二
乗り換えの手続きの言葉
申し込みから開通まで
- MNPエムエヌピー/携帯電話番号ポータビリティ
- 今の電話番号をそのまま他社に移して使い続ける仕組み。番号が変わらないので、家族や勤務先への連絡は要らない。
- MNP予約番号えむえぬぴーよやくばんごう
- 乗り換え元の事業者で発行してもらう、番号を移すための10桁の番号。有効期限は発行日を含めて15日間で、期限が切れたら取り直しになる。
- MNPワンストップえむえぬぴーわんすとっぷ
- 乗り換え元でのMNP予約番号の取得を省き、乗り換え先の申し込みだけで番号を移せる方式。乗り換え元と乗り換え先の両方が対応している場合に限り使える。
- eKYCイーケーワイシー/オンライン本人確認
- スマホで本人確認書類と自分の顔を撮影し、オンラインで本人確認を済ませる方式。書類の郵送が不要になり、eSIMなら当日中の開通につながりやすい。
- 契約事務手数料けいやくじむてすうりょう
- 新規契約や乗り換えのときに一度だけかかる手数料。0円の事業者もあれば3,300円前後の事業者もあり、月額料金の比較だけでは見落としやすい。
- 解約金・違約金かいやくきん・いやくきん
- 契約期間の途中で解約したときに請求される費用。現在は多くの事業者で0円だが、端末の分割払いが残っている場合は残債の支払いが続く点に注意したい。
- 回線切り替えかいせんきりかえ
- 乗り換え先の回線を使える状態にする手続き。これが完了した時点で乗り換え元の回線は自動的に解約され、以後は乗り換え元のSIMでは通信できなくなる。
三
SIM・端末・設定の言葉
つながらないときに出てくる
- SIMカード(物理SIM)しむかーど
- 契約者の情報が書き込まれた小さなICカード。端末のトレイに差し込んで使う。現在の主流はnanoSIMというサイズ。郵送で届くまで開通できない。
- eSIMイーシム
- 端末にあらかじめ組み込まれたSIMに、QRコードなどで契約情報を書き込む方式。カードの到着を待たずに開通でき、差し替えの手間もない。端末がeSIMに対応している必要がある。
- デュアルSIMでゅあるしむ
- 1台の端末で2つの回線を同時に使える機能。物理SIMとeSIMの組み合わせが多い。仕事用と個人用を分けたり、メイン回線の予備にサブ回線を持ったりする使い方ができる。
- SIMロックしむろっく
- 端末を販売した事業者のSIMしか使えないようにする制限。2021年10月以降に国内で新しく販売される端末には原則かけられていないが、それ以前の端末は解除の手続きが要る場合がある。
- SIMフリーしむふりー
- SIMロックがかかっていない状態、またはその端末のこと。どの事業者のSIMでも差し込めるが、実際につながるかは対応バンドにもよる。
- APNエーピーエヌ/アクセスポイント名
- データ通信のときに、どの事業者のネットワークにつなぐかを端末に指定する設定。SIMを差し替えても通話はできるのにネットだけつながらないときは、APNが未設定であることが多い。
- 構成プロファイルこうせいぷろふぁいる
- iPhoneでAPNなどの設定をまとめて入れるためのファイル。事業者のサイトからダウンロードしてインストールする。乗り換え前の事業者のプロファイルが残っていると、新しい回線でつながらない原因になる。
四
料金・通信の言葉
比較表に出てくる
- 段階制プランだんかいせいぷらん
- その月に使ったデータ量に応じて、料金が自動で上下するプラン。使わない月は安く済み、使った月も上限額以上にはならない。楽天モバイルが代表例。関連:楽天モバイルの評判
- トッピングとっぴんぐ
- povoで使われている仕組み。基本料金を0円にして、データ容量や通話オプションを必要なときに買い足す。一定期間まったく購入しないと利用停止になる条件がある。
- 速度制限(低速化)そくどせいげん
- 契約したデータ容量を使い切った後に、通信速度が大きく落ちること。制限後の速度は事業者によって違い、128kbps程度だと画像の多いサイトの表示にも時間がかかる。
- 実測速度じっそくそくど
- 利用者が実際の環境で測った通信速度。公式の「最大◯Gbps」は理論上の上限値なので、比較するときは実測値を見るほうが実態に近い。推SIM変では「みんなのネット回線速度」の実測値を出典として使っている。
- Ping値ピンち
- 通信の応答にかかる時間。単位はms(ミリ秒)で、小さいほど反応が速い。オンラインゲームやビデオ通話では、下り速度よりもこちらが快適さを左右する。
- テザリングてざりんぐ
- スマホを経由して、パソコンやタブレットをインターネットにつなぐ機能。スマホのデータ容量を消費する。事業者によっては無料で使えるほか、オプション扱いの場合もある。
- かけ放題かけほうだい
- 国内通話が定額になるオプション。「1回5分以内が無料」など時間の条件つきのものと、時間無制限のものがある。LINEなどアプリの通話は対象外で、電話番号での通話が対象。
- キャリアメールきゃりあめーる
- @docomo.ne.jpなど、MNOが発行するメールアドレス。乗り換えると原則使えなくなる。大手3社には乗り換え後も有料で使い続けられる持ち運びサービスがある。
該当する用語が見つからなかった。別の言葉で試してほしい。
※各用語の説明は2026年9月時点の一般的な仕組みにもとづく。事業者ごとの細かい条件は変わることがあるため、契約前には各社の公式サイトで確認してほしい。
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